DANO FORTE: TIME STAMP

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ダノ・フォルテは、様々なことに情熱をむけています。
彼の現在のホームタウンであるカリフォルニア州コスタメサでは伝説的な存在であり、またサーフィンの世界でも、彼が経営しているDANO SURF BOARDの伝統的なボードシェイパー、アーティストとして知られています。

”人は、Danoを遠くから見ただけで、そのオーラとクラシックなスタイル、そして完璧な職人技によって威嚇されてしまう”

実際に彼と話してみると、とても謙虚で、陽気で、家族想いでコミュニティを大切にする人だとわかるでしょう。
彼の存在と人生は、カリフォルニア·ドリームそのものです。2139マガジンの中でダノ氏の特集を組み、朝から晩までサーフィン、ボードシェイプの仕事、クラシックカー、家族との時間、Anchor Barで毎週行っているBluesのライブショウまで、彼の最愛の都市であるコスタメサでどのように過ごしているのかを知り、記事にすることができました。

 

あなたはブルックリンで生まれ育ち、12歳のときにカリフォル二アに移住しましたね。
うまく馴染めましたか?

D:ここにきたとき、いわゆるカリフォルニアというイメージそのもので驚きました。
誰ともがサーフィンやスケートボードをしていました。
それを見たとき”ワォ!みんな本当にやっているんだ!”と思いました。
サーフィンを本当にしたかったし、すでにスケーターだったので(洋服の着方や 話の仕方は違ったけれど)自然にカリフォルニアのライフスタイルにフィットしていきました。

何を使って初めて滑りましたか?
また、サーフィンを始めたのはいつですか?

D: 12歳からブギーボードを始めたけれど、サーフィンすることを夢見ていました。
そしてサーフボードを手に入れたときは『これスケボーと同じようなものだな」と思ったけれど、実際にやってみると想像していたよりもはるかにハードなものでした。
波もひともなにもかも動きながら変化しつづけます。
そこにたくさんのひとがいる中で、自分がどのようにするかを考えることも、ちょっとしたチャレンジでした。
思うようにいかないこともあるけれど、楽しさを実感すれば、きっと、はまってしまうと思います。

ボードシェイプを始めたのはいつですか?

D: サーフィンで順位を競い、サポンサードをしてもらうようになったころです。
自分用にボードを作る機会をもらったことで、進んだ技術を目にすることが可能になりました。まずシェイプを施す前に、自分でエアブラシを施しました。そして、ちょうど数日の間、白波が荒かったため、ブランクのボードをガレージでシェイプしてみようと思っていたのです。そうして全ては始まりました。私がそのボードでサーフィンをし始めるなり、友人たちは次々に「ぼくのボードも作っててくれないか?」と依頼が殺到しました。

その日から、自分で数えきれないほどのたくさんのオーダーを受けるようになりました。予想もしなかった結果ですが、情熱をかたむけた内容が仕事となり、その積み重ねがキャリアとなることは、本当に素晴らしいことです。

ブランドを持ってから何年くらい経ちますか?

D:だいたい26.7年くらいです。コスタメサにあるPURE GLASSというスタジオでボードをシェイプしています。

あなたは機械を使用するシェイパーとは対照的なオールドスクールな技法を使うことができる希少な技術者です。
それがあなたと顧客とをさらに繋げているとも言えますね。

D: その通りです。確かに機械を使わない代わりに少し長く時間がかかってしまう。でもこれらはオーダーメイドかつ、すべて手仕事で丁寧に作られたものだということを、顧客の人たちはわかっている。一つ一つがアートのようなもの。そしてそれはいつか時代とともに失われていくでしょう。

あなたにとってパーフェクトな日はどんな日ですか?

D: サマータイムなら息子と一緒にサーフィンへ行きます。波が良くなければ、その代わりにスケートをします。
そして昼頃からお店にいき,夕方までいくつかのボードを仕上げます。
その後、18時頃に家族と夕食ととりながら、ゆっくり時間を過ごします。

ワンマンのバンドショーをしていますが、グループではなく単独であることの理由を聞いてもいいですか?

D: いいですよ。かなり長い間バンドをやっていたんですが、だんだん先細りになってきて(私はハーモニカ奏者でJIVE KINGでした)結局メンバー4人の間では悪い結婚の様になってしまいました。
そんな関係がおわるころ、私は、ハーモニカとギターを使って演奏するようになりました。

コスタメサの音楽シーンはヘビーな背景があります。この地域のコミュニティはつながりが強いため、多くの人があなたのやり方を理解しないかもしれません。大丈夫ですか?

D:80〜90年代にはたしかにホットスポットであったと思います。
特別なパンクの場所だった” カッコーの巣” があり、週末は3ドルあれば、ソーシャル・ディストーション、サークルジャック・ブラックフラッグ、ザ・ゴーゴーのパフォーマンスを観ることができました。

そのパンクのヒストリーは今日のあなたの演奏に影響を与えていますか?

D:あるかもしれませんね(笑)

どのように?

D: (笑)そうですね・・ほんの少し。たまにパンクとロカビリーをこっそりやったりしています。

ロカビリーと車についてのクラシックな美しさについて話しましょう。
車に名前はありますか?どのメーカーですか?

D:56 年製のフォードワゴン。10年間乗っています。名前はつけていません。

走っている時もいない時も、誰もがあなたの車を見つけることができます。
あなたのコミュニティのどのような部分がその要素を形作っているのでしょうか?

D:自分のコミュニティを大切に思っているので、自分だけを独立したものとして考えていないです。
自分のプロジェクトを推進しているときも、それ以外でも、さまざまな人々が集まってきて参加してくれることは、とてもクールなことだと思っています。

コスタメサという土地とこのコミュニティと共に長年にわたって愛してきました。
26歳になる娘も私がそのくらいの歳のころに経験したクールなコミュニティに恵まれるのではないかと思います。
いつでも素晴らしいバンドに出会うことや、その他にも、何かクールなことが起こるでしょう。

コスタメサのどんなところが魅力だと感じていますか?

D:とても古い街だし、小さな街。みんな知り合いです。人を遠ざけたりすることも、そんなことをする場所もないですしね。

あなたはトラディショナルな世界観を大切にしていますね。オールドスクールスタイルの魅力はどんなところですか?

いつもヴィンテージをスタイルが好きだし、見た目も作りも素晴らしい。
特に40年代、50年代のモノは素晴らしいし、とてもシンプルで美しいですね。

今夜はどんな曲を聴かせてくれますか?

CRAMPSのThe Way I Walk。本物のジャック・スコットミュージックです。

私たちはあなたにどんなことを期待できますか?

サーフィンを上達させ、さらにいくつかのニューモデルを発表します。
音楽のほうもニューアルバムとそのツアーがあります。

撮影:マギー・デイビス